教育も何もとらえていない。

子どもをいつも自分の手元

親は、外で酒を飲んで、とぐろを巻いている暇があったら、少しでも早く帰って一日一問でもいいから、子供と話し合ってほしい。おまえは一体どんなことを思っているのか「こういうことがあったけれども、おまえ、どう思うかい。お父さんもわからないんだけれどもな」などと子供に問いかけてほしい。それが、子供たちの心の健康さを知る手がかりになる。同時に親自身も子供を通して健康な思いになる絶対にいけないと思うのは、子供の前で父親が母親の悪口を言い、母親が父親の悪口を言うことだ。両親そろって、あるいは片親であっても、どんなに親が子供のために一所懸命かということを、何も言葉で言うのではなくて、具体的な日常の行動によって、子供の心に焼きつけていってほしい。

  • 子供のノートをつくる。
  • 子供が悪い
  • 先生になることは相当のプロ

子供の器量に合った期待の仕方を親子供の心が健康だと思うのは、次の例にもあらわれている。みんなに笑われたとき、授業中に失敗したとき、どうするかという問いに対して、別に気にしない次にがんばろうと思うといった答の合計が七三パーセント、死んでしまいたい三パーセント教室から逃げ出したい11パーセントという結果になっている。
中学校上級生になるほど人にどう言われてもがんばる気にしないという答が多くなり、自立心が養われていっていることがわかる。こういう答は、先生が質問の形で聞けばすぐわかることだから、親もときどき自分で問題をつくって、子供に問いかけてみるのも大切なことではないかと思う。
テレビについては、見ないという子は、一·二パーセントと実に少ない。一日三十分が三·二パーセント。小学生で一番多いのは
三時間﹂二四パーセント、中学生は二八パーセント。四時間11時間がほとんど同じで、一九パーセントないし二○パセント。子どもの例をいっているのです

 

子どもを鍛える

五時間以上が、小学生の場合、何と一七パーセント。中学生になると勉強が忙しいから、それは七パーセントぐらいに減る。
テレビを見る子と成績との関係は、テレビを長い時間見る子の方が成績が悪いという統計がある。その点からも、親はテレビの監督をする必要がある。選んで見せるとか、あまり長い場合には、もうやめろという注意をするとか、親が子供のためを思っての発言ならば説得力もあるはずである。惨酷場面ばかりで、子供が見ないのに、親が夢中になって見ているなどというのは感心しない。
漫画も、どちらかといえば中学生の方が多く見る。
子どもが歩いていきたがっている方向
勉強を終えて寝ている。
しかもその中には、落ちこぼれた中学生が多い。学校の勉強がむずかしくなったから漫画を見るのか、あるいはもう学校に興味がなくて漫画を見るのか。どちらにしても、漫画ばかり見るというのは、一つの警戒信号ではないだろうか。
前に書いた練馬区の調査では、進学塾に通っている子供は五〇パーセントに近く、その理由は、学校の勉強についていけないからというのが110パーセントに近い。学校の勉強だけでは受験が不安だからが三五パーセント、友達に誘われたというのは四パーセントにも達していない。では、だれが塾へゆくことをすすめたか。

 

伸ばしてくれる

子供が自分で希望したというのが五〇パーセントを超え、母親がすすめたというのは一六·三パーセント、父親がすすめたのは一·七パーセント、いかに母親が子供の成績について案じているかがわかる。子供もそれにこたえて一所懸命に学んでいる姿がいじらしい。しかし度々くりかえすように、親は知ってほしい。成績ばかりが人間をはかる物差しではないことを。
落ちこぼれて成績が悪くてもあせらずに、わかるまでじっくりと他人よりおくれても先生や親に質問したりして、たとえテストになってもあわてずにビクビクせずに、納得できるまで考えるということを説き、かりそめにも落ちこぼれた子供を叱ったりしないでほし

アンネの日記

に学ぶものこれも前に書いた中野区の調査によると、子供たちが読んでいる本の中で一番多いのはアンネの日記である。

父親が主導権を握り肉体的にも心理的にも夫は狩

世界じゅうのどこの国より、日本人が一番よくアンネの日記を読んでいるという。アンネの日記というのは、十五歳で死んだユダヤ人の少女が、十三歳のときからアムステルダムのかくれ家で書き続けた日記である。日本人がなぜそんなにアンネ·フランクを好きかということについて、私はいろいろ考えさせられるものがぁるアンネたちユダヤ人は、この間の戦争でナチスのヒットラーの犠牲になり、六00万人が殺されている。


子どもの例をいっているのです 子どもを持つ友だちができて 子どもの例をいっているのです